検査科生理検査室

その他検査

血圧脈波検査(ABI/PWV)

検査でわかること
  1. ABIとは、足首と上腕の血圧を測定し、その比率を計算することで動脈硬化による血管の狭窄や閉塞を調べる検査です。末梢動脈疾患の診断に役立てることができます。
  2. PWVとは、心臓の拍動が動脈を伝わって足の動脈に伝わるまでの速度です。動脈が硬いほど数値が高くなり、測定によって動脈硬化の程度が分かります。
検査方法 所要時間

ベッドに仰向けになり、足首と上腕に測定カフを装着して血圧を測定します。10~15分ほどで検査は終了します。

検査を受けるにあたっての注意事項

人工透析をおこなっている方や血糖測定器(リブレ等)を装着されている方、その他の理由で血圧を測ってはいけない方は、検査前にお声かけください。

脳波検査 *要予約

検査でわかること

脳波検査とは、脳の神経活動に伴う電位変動を頭皮上から記録し、脳機能を経時記録する検査です。てんかん、熱性けいれん、意識障害、脳器質疾患(脳腫瘍)、睡眠障害などを調べることができます。

検査方法 所要時間

頭と耳に20個ほどの電極を付け、ベッドに仰向けで寝ます。基本的には目を閉じて安静にしている状態で記録をします。必要に応じて、開閉眼・睡眠賦活・過呼吸賦活・閃光刺激をおこないながら記録をします。通常、1時間ほどで検査が終了します。

検査を受けるにあたっての注意事項

事前にトイレを済ませておいてください。
電極を装着する際にクリーム(検査用糊)を使用するため、検査後べたつきが残ります。洗髪室の用意もあるため、ご希望の方は使用してください。
小児の患者様は出来るだけ寝不足の状態でご来院ください。睡眠導入剤を使用する場合(特に小児)、検査前に小児科にて薬を飲んでいただく必要があるので1時間半~2時間ほど検査に時間を要する場合もあります。

聴力検査(標準純音検査 / チンパノメトリー / レフレックス / スピーチ) *スピーチは要予約

検査でわかること
  1. 標準純音検査:聞こえの程度を調べるもので、ヘッドホンから聞こえてくる音が、どの程度聞こえるのかを調べる「気導検査」と、骨から直接内耳へ振動を伝える「骨導検査」があります。難聴の場合には、音を伝える働きをする外耳や中耳に障害があるのか(外耳炎、中耳炎など)、音を感じる内耳から神経や脳への伝達経路に障害があるのか(メニエール病、老人性難聴、突発性難聴など)を判断することができます。
  2. チンパノメトリー:外耳と内耳の境界にある鼓膜の状態を調べます。耳管狭窄や鼓膜の奥に水が溜まる中耳炎などの診断に役立ちます。
  3. レフレックス:刺激音を加えたときの音響性耳小骨筋反射による、中耳音響インピーダンスの変化を測定します。顔面神経麻痺・難聴の種類の鑑別に用います。
  4. スピーチ:言葉の聞き取り・聞き分けを調べます。補聴器がどの程度有効に働いているのかを調べる時にも用います。
検査方法 所要時間

周囲の雑音を遮蔽する防音室で検査を行います。
標準純音検査:受話器ヘッドバンドを装着し検査音が聞こえている間応答ボタンを押し続け、聞こえる最小の検査音レベルを調べます。
チンパノメトリー/レフレックス:耳にプローブを挿入して検査を行います。
スピーチ:人の声をヘッドホンで聴いてもらい、どれぐらいの音の大きさでどれくらい正確に言葉が聞き取れたかを数字(数字の正答率)で表します。

検査内容によって異なりますが、10分~30分ほどです。

検査を受けるにあたっての注意事項

眼鏡やイヤリング、補聴器など検査に支障をきたすようなものを着用している場合は、取り外していただくことがあります。
また、スマートフォンは機内モードもしくは電源を切ってから入室してください。

眼底検査

検査でわかること

網膜や視神経、血管などの状態を調べる検査です。緑内障、白内障、糖尿病網膜症などの疾患を調べることができます。

検査方法 所要時間

暗室に入り、無散瞳眼底カメラを用いて撮影をします。
5分ほどで検査は終了します。

検査を受けるにあたっての注意事項

ハードコンタクトを装着されている方は外して検査をおこなう必要があるため、コンタクトケースや眼鏡をご用意ください。

肺機能検査 *精密肺機能検査・FeNO検査は要予約

検査でわかること

肺の大きさ(容積)・強さ(弾力)などの肺の動きや状態を調べる検査です。
呼吸器の症状(息切れ、咳、痰のからみ)がある方の肺機能、手術前の肺の状態の確認ができます。
その他に通常の肺機能検査では調べることができない内容を、医療用ガスを用いて調べる精密呼吸機能検査や、薬剤吸入前後で検査をおこなって反応性を調べる気道可逆性試験、呼気一酸化窒素を測定して気道の炎症を調べるFeNO検査があります。

検査方法 所要時間

口にマウスピースをくわえ、鼻にはノーズクリップをつけた状態で、口だけで呼吸をします。掛け声をかけるので、その通り行っていただければ大丈夫です。
検査内容によって異なりますが、10分~1時間ほどです。

検査を受けるにあたっての注意事項

痛み等はありませんが、技師のかけ声に合わせてこれ以上は無理というところまで何度か検査をしていただきます。正しい結果をお出しする為なのでご協力下さい。
精密肺機能検査・FeNO検査は検査前1時間の絶飲食が必要です。
気道可逆性試験は検査当日、吸引薬の使用中止が必要な場合があります。

簡易睡眠検査

検査でわかること

眠っている間に何度も呼吸が止まったり(無呼吸)、気道の空気の流れが悪くなったり(低呼吸)していないかを記録する検査です。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は「一晩(7時間)の睡眠中に10秒以上の無呼吸が30回以上、または、睡眠1時間あたりの無呼吸数や低呼吸数が5回以上おこる状態」と定義されています。睡眠中に無呼吸が繰り返されると、体に取り込まれる酸素の量が少なくなり、さまざまな臓器の障害となり、高血圧や脳卒中、糖尿病などの合併症を引き起こすこともあります。日中の眠気がある人、いびきをかく人、肥満の人、顎の小さい人に多くみられます。

検査方法 所要時間

簡易検査:機器を自宅へ配送し、患者さん自身で寝る前に装着し検査をしていただきます。検査終了後、患者さんご自身で機器を配送していただき、後日診療科にて結果をきいていただきます。

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