病院概要病院理念と基本方針、
民医連綱領

病院理念と基本方針

私達の医療理念

人権をまもり、健康なくらしに役立つ医療を、
地域とともにつくります。

理念に基づく行動

医療が保障される社会づくり

  • 個人が尊重され、社会的不平等のない医療・福祉制度の実現をめざします。
  • 最大の環境破壊である戦争に反対し、平和と環境をまもります。

私たちの医療の目的と姿勢

  • すべての人々が、健康に生き、尊厳をもって療養できるよう支援します。
  • 利用者によりそい、自律を育み、安全・安心で最適な医療・介護を行います。

医療従事者としての成長

  • 科学的視点と高い倫理観をもち、医学の成果と社会の進歩に学びます。
  • 地域のなかで、育ちあう喜びとやりがいを感じられる職員に成長します。

2023年8月14日制定 ふれあい生協病院 院長

私たちが目指すもの(基本方針)

人を人として尊重し、
地域包括ケア時代に輝く病院群になる。

  1. 在宅療養支援病院としての機能を確立し、患者や組合員の望む暮らしを支援する。
  2. 総合性と専門性を備えた医療専門職が集い、育つ病院となる。
  3. ヘルスリテラシーを高める活動とともに、健康の社会的決定要因(SDH)の視点を日常診療にいかした生活支援を行う。
  4. 2つの病院の診療連携機能を高め、各医療チームの活動が発展する組織運営を行う。

2023年8月14日制定 ふれあい生協病院 院長

民医連綱領

私たち民医連は、無差別・平等の医療と福祉の実現をめざす組織です。

戦後の荒廃のなか、無産者診療所の歴史を受けつぎ、医療従事者と労働者・農民・地域の人びとが、各地で「民主診療所」をつくりました。そして1953年、「働くひとびとの医療機関」として全日本民主医療機関連合会を結成しました。

私たちは、いのちの平等を掲げ、地域住民の切実な要求に応える医療を実践し、介護と福祉の事業へ活動を広げてきました。患者の立場に立った親切でよい医療をすすめ、生活と労働から疾病をとらえ、いのちや健康にかかわるその時代の社会問題にとりくんできました。また、共同組織と共に生活向上と社会保障の拡充、平和と民主主義の実現のために運動してきました。
私たちは、営利を目的とせず、事業所の集団所有を確立し、民主的運営をめざして活動しています。

日本国憲法は、国民主権と平和的生存権を謳い、基本的人権を人類の多年にわたる自由獲得の成果であり永久に侵すことのできない普遍的権利と定めています。 私たちは、この憲法の理念を高く掲げ、これまでの歩みをさらに発展させ、すべての人が等しく尊重される社会をめざします。

1 人権を尊重し、共同のいとなみとしての医療と介護・福祉をすすめ、人びとのいのちと健康を守ります
1 地域・職域の人びとと共に、医療機関、福祉施設などとの連携を強め、安心して住み続けられるまちづくりをすすめます
1 学問の自由を尊重し、学術・文化の発展に努め、地域と共に歩む人間性豊かな専門職を育成します
1 科学的で民主的な管理と運営を貫き、事業所を守り、医療、介護・福祉従事者の生活の向上と権利の確立をめざします
1 国と企業の責任を明確にし、権利としての社会保障の実現のためにたたかいます
1 人類の生命と健康を破壊する一切の戦争政策に反対し、核兵器をなくし、平和と環境を守ります

私たちは、この目標を実現するために、多くの個人・団体と手を結び、国際交流をはかり、共同組織と力をあわせて活動します。

2010年2月27日
全日本民主医療機関連合会 第39回定期総会

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